消費ターゲットが求める内容やマーケットの流れ、ファッション・トレンドを踏まえた上で、コンセプトに沿って商品化します。具体的には、商品コンセプト(注)の設定やプランを作成し、デザインや素材、カラー、価格、数量、展開計画などをまとめます。 (注)商品コンセプト……この商品はどのようなものか、誰が使うのか、メリットは何か、などという事をひと言であらわしたもの。コンセプトは商品計画の根幹であり、出発点になります。 デザイナーのアイデアやデザイン画に基づいてサンプルをつくることをモデリングと言います。また、人やボディーに布地を当て、衣服の原型を作ることもモデリングといいます。アパレル企業を例にとると、展示会を開き、バイヤーの意見などを考慮して、パターンなどの修正を行い、生産に投入します。 ファッション・ビジネスにとっての情報活動は範囲が広く、消費者調査から市場調査などの調査データにはじまり、流行色やファッション・トレンドといった商品情報もあり、さらに売れ行きに関する情報も重要になります。これら情報を分析し、そこから生まれる予測情報をもとに商品企画が始まります。 マネジメントとは、計画化→組織化→指示・動機づけ→チェック・統制のサイクルと、それらの調整のことを指します。本来の意味は、組織の目標を達成するために、協働の仕組みをつくり、推進し、与えられた組織資源を、効果的かつ効率的に活用することですが、実際にはPDCA(Plan-Do-Check-Action)のサイクルを回す、ファッション産業で言えば"創・工・商"という仕事を統括し、そのうえでPDCAを行うのがマネジメントです。 アパレル生産の範囲には、パターン・メーキング→カッティング→パーツ縫製→組立縫製→仕上げプレス→検品……などがあります。ブランドをもつアパレル企業の直営工場は少なく、多くが協力工場に依存しています。アパレル企業の生産担当の範囲には、素材調達や生産計画、納期、品質、コストなどがあります。 アパレルの営業、小売店の販売などを指しますが、ビジネス全般(経営)まで含んで「商」と言うことが一般的です。アパレル企業でいえば、販売計画(注)をはじめ、宣伝・販促、顧客管理(注)が主な活動になります。

(注)販売計画……目標達成のためには、販売計画が不可欠です。販売計画とは、どんな顧客に、どの商品、サービスを、どのような方法で売っていくかを決めることです。この計画がないと、自分が何を目的に、行動しているのかがわからなくなります。

(注)顧客管理……ひとり一人のお客様に継続して自社(店)の商品を買ってもらい、ファンとして固定させていくための、店および販売員の活動のことです。実際には客の顔を覚えたり、買上商品を覚え、適切なアドバイスをする、DMや電話を活用する、店や自分の名前を覚えてもらったりするなど、管理とはいえない日常の活動が重要になります
「物的流通」の略で、場所的・時間的な隔たりを埋める、物理的な機能を担うもので、商品の移動や保管、それらに関係する活動を指します。具体的には包装梱包・荷役運搬・保管・入出庫・仕分け・流通加工・輸配送・物流情報システム運用・物流管理などの活動が含まれます。
 
トップページへ ファッションアパレル就職活動ガイド ファッションアパレル産業ガイド   産学協議会とは 日本アパレル産業協会へ  
かつて産業の多くは"商と工"に分けられましたが、ファッション産業ではクリエイションが重要であるとの考えから、1990年代に"創・工・商"に分ける考え方が広がり、今日に至っています。ここでの「創」は商品企画、デザイン、「工」は生産、エンジニアリング、「商」は営業・販売、ビジネスを意味しています。それぞれが結節されていて、各機能が循環しながら活動しています。
各サークルにマウスオンすると解説がポップアップします
上へ戻る