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繊維ビジョン 〜産学連携で育むファッションクリエーション
産学ビジョンとは
中期的な活動計画(アクション・プラン)を策定
1992年に発足した「アパレル人材育成産学協議会」は、98年に「繊維ファッション産学協議会」に名称を変更し、活動内容も行政主導から民間主導に移行した。これに伴い、民間活力で産学連携するための「産学ビジョン」を策定し、学生の就職活動を支援する専用ホームページの開設や、販売実習のためのカリキュラム研究、ファッション・ビジネスの関わる能力開発など、さまざまな活動を行なってきた。新体制となって7年が経過した05年には、繊維ファッション産業を取り巻く環境に対応した産学連携の中期活動計画を検討、いわゆる「新産学ビジョン」の策定に着手した。これは、今後の産学連携において中核となる活動方針を示すもので、05年度からビジョンづくりの委員会を発足、約1年間にわたって今後の方向性を審議した。
テーマはファッションクリエーション人材育成
その産学ビジョンの骨子となったのが「ファッションクリエーション人材育成」である。日本がファッション大国を目指すには、クリエーションの高度化が不可欠であるとの考えから、産学連携によるファッションクリエーションの人材育成に関する検討がスタートした。ここでは、産業界と教育界による親委員会とワーキング委員会を設置し、ファッションクリエーションの問題点の洗い出しをはじめ、それらの対応策などが検討された。
【親委員会】
三宅正彦氏(委員長=サンエー・インターナショナル社長)、大沼勉氏(オンワード樫山専務)、松尾憲久氏(センソユニコ社長)、重松理氏(ユナイテッドアローズ会長)、立木康夫氏(ジャパンクリエーション事務局長)、皆川明氏(ミナ ペルホネン代表)、奥原崇嘉氏(日本アパレル産業協会専務理事)、小杉早苗氏(文化ファッションビジネススクール校長)、野中一男氏(マロニエファッションデザイン専門学校校長)、二宮柊子氏(ドレスメーカー学院院長)、北山晴一氏(立教大学教授)、酒井豊子氏(放送大学名誉教授)、小池一子氏(武蔵野美術大学教授)
【ワーキング委員会】
百々和宏氏(サンエー・インターナショナル経営管理本部経営企画部担当部長)、黒部和夫氏(オンワード樫山メンズ商品開発室長)、高倉均氏(センソユニコ東京企画生産部部長)、小野瀬慶子氏(ユナイテッドアローズ クリエイティブディレクター)、井上義次氏(IFIビジネススクール スクール部門長)、立木康夫氏、小杉早苗氏、野中一男氏、二宮柊子氏、小池一子氏、渡邊芳道氏(東京家政大学教授)
産業ビジョンの提言を参加団体と協議・推進
産学ビジョンは、前述の「ファッションクリエーション人材育成委員会」の報告書を受け、これを実践するためのアクション・プラン(行動計画)である。同委員会では、日本のファッションクリエーションを高度化するための方策をまとめているが、この提言をどのように実現化していくかを、繊維ファッション産学協議会に加盟する団体が中核になって協議し、円滑に推進できるように整理したのが産学ビジョンである。
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